2017/07/31更新

「夢や目標を持て」に惑わされるな学生よ。迷わず踏み出せば、その一歩が道となる!


それほど遠くない昔、私が就職活動(就活)をしていた頃。とにかく就活が不安で仕方なかった私は、多くの大人たちに就職相談をしたことがあります。そこでよく言われたのが「夢や目標を持て!」あるいは「夢とか目標とか持ってんの?」ということでした。あなたも言われたことありませんか?今回はそんな「夢や目標を持て!!」とムリに迫ってくる大人たちに惑わされるな!というお話しです。

夢や目標がなかったら就職活動しちゃダメなの?

当時、ふつうの大学生だった私は、「夢や目標を持てって言われてもな。。まだバイト以外に働いた経験もないし。。でも、みんな持ってるのかな。。う〜ん、自分の夢や目標ってなんなんだろう??」と、ひどく悩んでしまったことを覚えています。大人がそういうのだから、やっぱりそうしなきゃいけないのかなと。だけど、夢や目標がないと、社会人デビューしてはいけないのでしょうか。

就活生にそういうこと言ってくる大人ってどうよ?!

あれからそれなりの月日が経ち、私は就職活動生のためのキャリアアドバイザーになりました。そこからの経験を踏まえて、自分の就活当時をいまあらためて振り返ると、大学生(就活生)の時期に「夢や目標を持て!」と押し付けてくる大人ってどうよ?!という気持ちでいっぱいです。じゃあ、あなたの夢や目標って何ですか?今後に向けて是非勉強させてください!と言い返してしまいそうになります。

大人だって必死に目の前のことをガンバってるんだ!

実は大人だって、社会人だって「あなたの夢はなんですか?」に強気で答えられる人なんて、そんなに多くない。どちらかと言えば、みんな目の前のことを必死にガンバる中で、それぞれの夢を見つけようとしているんです。大人がそうやって生きてるのに、学生がすぐに夢を持たないといけないんでしょうか。そもそも社会人に対して「夢を持て!」と言うのは多分に失礼なのに、なぜ就職活動中の学生にはそういうことを言えるんでしょうか。

私は「夢・目標を持て」なんて絶対に言わない!!

私が就職活動について相談される立場になった今、「夢や目標を持て」なんて絶対に言わない。就職活動は人生の岐路として、学生たちが「将来の意思決定」に取り組む、大切な、大切な時期です。(もちろん就活がうまくいかなくても、それで終わりなんかじゃ決してありません。ご安心を!)

そうした時期に、就職活動のためだけに架空に作った夢、内定をとるために企業に合わせた夢、なんてものにあなたの人生をつられてしまうと、自分でムリして自分の夢や未来を決定させてしまっていることがあるし、それをうまく作れなかったりすると余計に悩み続けてしまうことだってあるんです。

就職活動の一歩目をドライヴし続けること!!

いま私の結論として、就職活動に関わる大人・社会人(キャリアアドバイザー)にお願いしたいことは、学生たちができるかぎり主体的な「将来の意思決定」をできるような環境をつくってあげることです。つまり、就活の一歩一歩、その一歩目を常にドライヴし続けること(一歩目を踏み出すサポートをし続けること)、これに尽きます。

夢や目標を持て!とか言って、若き学生たちを余計に悩ませてしまうのであれば、たとえば、まずは説明会に5社いってみよう!とか、OB訪問で2-3人に話を聞きにいこう!とか、小さなことでも良いから、いま簡単にできることをいったん100%でやりきることが一番大事だと思うんです。

ムリやり設定した夢は、あなたの選択肢や行動をせまくする!?

むしろ、ムリやり設定した夢を追いかけるかたちになってしまうと、就活中の選択肢や行動がせまくなってしまいます。逆に一歩目をドライヴし続ける中で、真剣に目の前のことに取り組んでゆくからこそ、自分自身で描ける夢があるんです。そうじゃないと、本当の夢なんてどこにも見つかりません。

もしそれが出来れば、自分で主体的に人生の意思決定(決断)することに繋がるかもしれません。あなたにとって後悔のない就職活動、それがいちばん大事なんじゃないかと。だから、私は「夢・目標を持て」なんて言わず、まず◯◯からやってみないかと、最初の道から示してあげることを心がけています。

君が踏み出せば、その一歩が道となる!

「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。」(アントニオ猪木)

君が踏み出せば、その一歩が道となる!就職活動もその通りです。

■記事提供元(姉妹サイト)

食品就活ドットコムロゴ

食品就活ドットコムから転載されたものです(元記事はこちら

image byFreepikによるデザイン